町田市医師会ホームページ

季節性アレルギー性結膜炎について

  • HOME »
  • 季節性アレルギー性結膜炎について

身近な医療情報

季節性アレルギー性結膜炎について

 一番有名な花粉によって引き起こされるアレルギー性結膜炎が季節性アレルギー性結膜炎です。その代表が御存じの通りスギ花粉です。2017年の報告では有病率は45.4%とかなり高いです。春はスギ、ヒノキ、夏はカモガヤ、オオアワガエリ、秋ではブタクサ、ヨモギが代表的です。

 

【季節性アレルギー性結膜炎の治療】
 治療は眼科的には抗アレルギー点眼とステロイド点眼が二大巨頭です(因みに眼科医がアレルギー性結膜炎で内服薬を処方する場合は、鼻炎などがある場合で、目のかゆみに対しての処方ではありません)。


 大部分の患者さんは目のかゆみがでてきてから点眼薬を処方してもらうことが多いですが、最近では『季節前投与』と言って、スギ花粉の場合は1月下旬から2月初めのスギ花粉が少し飛び始めたくらいから抗アレルギー点眼を使用することを勧めております。
 その方が症状出現を遅らせることができ、3月下旬くらいのスギ花粉飛散量がピーク時の症状を大きく抑えることができるからです。


 それでもかゆみなどの症状が強い場合はステロイド点眼の出番です。ステロイド点眼はかゆみ対して即効性がありますが、むやみに頻回に点眼すれば、眼圧が上昇することがあります。 それを放置した結果、緑内障となり、取り返しのつかない視野障害を起こすことがあります。
 なのでステロイド点眼は抗アレルギー点眼をしても、症状が治まらない場合に併用して下さい。そして症状が軽くなってきたら、抗アレルギー点眼はそのままで、先にステロイド点眼の回数を減らしていきましょう。


 また最近ではスギ花粉などのアレルギー物質を直接洗い流す点眼薬もでてきており、急性期(かゆみが特にひどく、結膜がゼリー状に膨れるようなとき)は、花粉を洗い流し、すっきりしてから、抗アレルギー剤、ステロイド点眼をするとより有効です。


町田木曽はやかわ眼科 早川 賢治 先生

PAGETOP
Copyright © 町田市医師会 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.